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2016年12月3日土曜日

心臓指導士試験認定試験準 P156~P167 心臓リハビリテーション指導士(心リハ) 講習会で説明された内容

心臓リハビリテーション指導士試験を受験しようとされている方へ

前回の続きで、講習会や試験に出題された内容を覚えている限り、情報提供して行きたいと思います。

Pは、指導士試験認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携 のページを表しています。

過去問や講習会で説明された箇所を抜粋しています。一度も講習会を受けたことがない方は、どれが出題されるか不安だと思います。
このサイトは、重要なポイントを抜粋して記載しているので、参考書にマーキングしていってくださいね~

参考書が手元にない方は、↓↓↓のサイトに参考書の手に入れ方を書いています!!

http://shinzou-rehabilitation.blogspot.jp/2016/10/blog-post_9.html


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目次

受験に必要な条件4つ 心臓リハビリテーション指導士(心リハ指導士)
申請時に必要な書類 書き方 注意点
指導士認定試験準拠 心臓リハビリテーション必携 買い方
学会入会方法
過去問 検索方法

講習会、過去問で出題されている箇所
講習会の実際 試験当日の実際
指導士試験認定試験準拠P10~P17
指導士試験認定試験準拠 P20-P66
指導士試験認定試験準拠 P74-78
指導士試験認定試験準拠 P84-P98
指導士試験認定試験準拠 P102-P133
心臓指導士試験認定試験準P156~P167
指導士試験認定試験準拠 P168-175
指導士試験認定試験準拠P175~180
指導士試験認定試験準拠P200-217
指導士試験認定試験準拠P222-P225

過去問を解こう
試験 過去問 心理学 ①
試験 過去問 心理学 ②


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今回は、試験では必ず理解しておかなければならない、心肺負荷試験など第3章からです。

正直、第3章は全てが大事である。と言っても過言がありません。

そのため、当ブログでは簡単に抜粋していきます。追々、一つ一つの項目について説明はしていこうと考えています。兎に角、過去問や講習会で説明された箇所を情報提供をしていきますね。

それでは、P156を開いてください。

マスター負荷試験
デメリット
★運動強度の定量化はできず、負荷中の心電図をモニターしなかったり、高齢者が転びやすかったりした。診断制度が低いため、専門病院ではほとんど実施されなくなった。
★あくまでも虚血診断に用いられる検査。

トレッドミル

トレッドミルとは・・・傾斜がつけられるベルトコンベア型の負荷装置。よくトレーニングジムで見られますね。みなさんも一度は経験していると思います。
★心リハでのトレーニング用には時速10km程度の速度で十分である。

サイクルエルゴメーター
トレッドミルが運動強度を定量化できないのに比べエルゴメーターは運動強度の定量化、安全性に優れ、急性期の患者や安全域の狭い患者、不整脈を有する患者などの好まれる。
★最大酸素摂取量はトレッドミルより1割程度低い!!
★「0ワット」に設定しても自分の下肢を動かすエネルギーとして1.6~2metsの負荷がかかる。

ここでの重要ポイント!!表1 トレッドミルとエルゴメーターの比較

この表1は、必ず暗記してください。過去問、講習会で出題されました。

特に重要なポイント↓

トレッドミル
メリット:最大負荷まで行いやす
デメリット;運動強度を定量化しにくい。運動強度は、手すりや体重に影響を受ける。

エルゴメーター
メリット;負荷量の調整が容易、定量化できる。省スペース、血圧など生体信号測定が容易
デメリット;電磁制御型では低負荷量の信頼性が乏しい。

6分間歩行試験

6分間歩行試験とは・・・20-50m程度の直線距離がとれる病棟の廊下などを6分間で最大何m歩行できるかで評価する。

目的;歩行時の息切れや易疲労感を評価する。※虚血誘発を目的としたものではない。


P:162 運動負荷試験の実際

心肺負荷試験を行う検査室は、採光が十分で清潔かつ換気が良く、温度は25度前後、湿度は60%程度が望ましい。
下肢挙上可能なベッド、データ処理用の机、QQカートが必要である。

表2 運動負荷試験における絶対禁忌と相対禁忌

表2は、必ず押さえておきましょう。過去問、講習会で説明がありました。
ここでのポイント
絶対的禁忌・・・急性、不安定なという言葉がついているのに気が付くでしょうか?絶対的禁忌は、その様な、不安定な状態だからリハビリは禁止ですよってことですね。

相対的禁忌・・・絶対的禁忌の様に急性という言葉はついていません。相対的禁忌では、リハビリによる有益性がリスクを上回る場合は、リハビリを実施しても構いません。

図15:運動負荷プロトコールの種類

一段階負荷、多段階漸増負荷、ramp負荷 図の→側に書かれている文は頭で理解

特にramp負荷試験は、CPX試験に用いるために重要である。
ramp負荷試験は、直線的に運動強度を増加させる負荷法で、心肺運動負荷試験(CPX)などで換気指標の応答を見るために必須のプロトコールである。
通常は、3-4分間のウォーミングアップに続いて、エルゴメーターでは1.5秒~6秒ごとに1wずつ増加させる方法が一般的である。

トレッドミルでは運動強度を定量化できないが、傾斜と速度の2乗に運動強度が比例する。

負荷の増加の割合をramp slopeと呼び、被験者の体力に合わせて運動時間が8-12分程度で終了するように選択する。

P165 運動負荷試験の中止基準
表4 試験に出題されること間違いなし!!
表4は、運動負荷試験中の中止基準です!!リハビリ中の中止基準でない事に注目!!

重要なポイントを抜粋

自覚症状;疲労感、めまい、ふらつき
他覚的所見;チアノーゼ
心拍数;徐脈、目標心拍数への到達
心電図変化;下降性ST低下(2mm以上)又はQ波がない誘導でのST上昇(1mm以上)
血圧変化;過度の上昇(250mmHG)、下降(負荷前よりも10mmHg以上の低下)

図17 心電図のST偏位計測方法
それぞれ、上向型、水平型、下向型なのか理解する。

表5;運動負荷試験の心電図陽性基準
陽性;
水平型;1mm以上の低下
下向型;1mm以上の低下
上向型;2mm以上の低下


本日は、ここまでで終わります。次回は、心肺運動負荷試験の適応についてからです。

CPXの事がわからなければ、この本で勉強してくださいね~

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それでは、心リハ指導士合格を目指して頑張って下さい!!
参考サイト

※日本心臓リハビリテーション学会サイトhttp://www.jacr.jp/web/join/

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